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2005年05月25日

“Sauve qui peut (la vie)”

ゴダールが映画回帰した79年の作品のタイトル『勝手に逃げろ/人生』の原題は、【Sauve qui peut (la vie)】。
この「勝手に逃げろ」という部分に、ずっとひっかかっていた。

思想家・内田樹は、“Sauve qui peut”を「逃れうるものは逃れよ」と訳していて、なるほどね〜と思った。
その内田樹と対談して、同じくこの言葉に感銘を受けた高橋源一郎は、「各人の責任で生き残れ、そして後で会おうという意味。軍隊が総崩れになった時に言う」(読売2005/05/23夕刊 高橋源一郎インタビュー)と解釈している。

いずれにせよ、「Sauve qui peut (ソーヴ・キ・プ)」には、切羽詰まった状況で、「とにかく逃げろ!」と大声で叫んでいる光景が目に浮かぶ。

ぼくらはそろそろ、この言葉を本当に口にしなければならない状況に追い込まれている。
言ってる意味は、わかるかな?

投稿者 coboratory : 2005年05月25日 23:18