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2005年06月20日
六本木ヒルズを楽しめるという感性のなさについて
六本木ヒルズが出来るちょっと前に、森ビルの社員がテレビに出てこんなことを言っていたのを覚えている。
「(東京の)下町の無秩序で猥雑な部分が、都市の美しさをダメにしている。ああいうものは早いところ潰して、整然とした計画的なビルをもっと建てるべきだ」と。
それを観て、ぼくは呆然とした。
さすが森ビルの奴らは、頭の中身までマッチョなファシズムなのだと、参ってしまった。
先日、国際建築家連合(UIA)からゴールドメダルを送られた安藤忠雄氏は、こう述べている。
「豊かな感性を育てた美しい自然が、日本中で壊されている。建築は経済の道具ではない。人間の心の中に、しっかりと残っていくものでありたい」と。
六本木ヒルズに行ったことがある者なら分かると思うけど、あの場所からは何か不吉なオーラが漂っている。
あそこは、なんだか落ち着かない異様な空気で満ちている。
ヒルズ族と呼ばれる妖怪たちには、お似合いかもしれないけれど、
まっとうな感受性を持ち合わせた人間には耐えられない、一種特別な臭気が充満している。
ああいう場所を喜べるかどうかで、精神のリトマス試験紙の反応がわかるのではないだろうか。
投稿者 coboratory : 2005年06月20日 21:59