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2005年06月08日
『female』
『female』を読んだ。
これは新潮文庫から出ている女性作家のアンソロジー。
どれもが性にまつわる話なのだけれど、愚作のオンパレード!
びっくりするくらい酷い作品群ですよ。
そもそも女性の書くセックスの話って、とてもつまらない。
セックスだけに関してならフランス書院にまかせればいいし、
感情の織りなす綾みたいのを描くなら、セックスはほんの香り付けだけでいいと思う。
この本を読むと、「やはり男と女は永遠に分かり合えないのか」と絶望的な気分になってしまうが、
それを確かめるべく同僚の女性たちに読んでもらったら、「これはないよ」と異口同音。
「こういうこと考えてる子も中にはいるかもしれないけど、例外中の例外」とのこと。
ちょっとほっとした。
今現在、日本でまともな小説を書ける女性は、綿谷りさや江國香織などの数名しか知らない。
そしてこの短編集で書いている人たちは、小説家という職業を馬鹿にしているとしか考えられない。
というか、稚拙なセックス描写の他に書くことないのかよ!
以下、『female』奥付の情報より(ただしあまりに美化された略歴は信用しないこと)
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小池 真理子
1952年東京生れ。成蹊大学文学部卒。恋愛小説と心理サスペンスの第一人者
唯川 恵
1955年金沢市生れ。金沢女子短期大学卒。恋愛小説、恋愛エッセイの名手
室井 佑月
1970年青森県生れ。モデル等を経て作家に。現代の愛と性を鮮やかに描く
姫野 カオルコ
1958年滋賀県生れ。青山学院大学卒。小説からエッセイまで、多彩な才能
乃南 アサ
1960年東京生れ。早稲田大学中退。卓越した心理描写が読者の心を掴む
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『female』(新潮文庫)
☆追記
この中で一番まともなのは、姫野 カオルコです。
ただ「桃」の汁とセクシャルな意味合いをかけている所が、
凡庸で残念でしたが。
投稿者 coboratory : 2005年06月08日 23:57