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2005年04月29日
ナイキのコンシダード・スタイル
ナイキは10年程前から、
「Reuse-A-shoeプログラム」という、
シューズを捨てずに再利用するプログラムを押し進めているが、
その流れの中で今春、「Nike Considered」を発売。
「Nike Considered」は、
「Reuse-A-shoeプログラム」をさらに自らのシューズにも活かそうというもの。
シューズの3大構成要素である「アウトソールラバー(靴底)」「ミッドソールフォーム(中間のクッション材)」「アッパーフラップ(靴の上部)」を分別し、細かく粉砕し、洗浄して再利用した。
コンセプトは、スポーツカルチャー・イノベーション・環境。
Consideredとは、「熟考の上、よく考えられた意見」のことである。
「Nike Considered」のコンセプトコピーにはこうある。
「過去と現在、そして未来をよく考えよう」と。
エコ概念の主要テーマである、
「サスティナビリティ」「ゼロ・エミッション」「スローライフ・スローフード」を、
Consideredするのが、21世紀に生きる我々の大きな課題であることは間違いない。
しかし「ゼロ・エミッション」とは、
一つの製品のリサイクルを成し遂げることでも、ゴミを減らすことでもなく、
その背後にある関係性まで含めたものを、見通すことである。
本当はゴミなどはなく、別の方法で必ず再利用が出来ることを知ること。
「スローフード」もしかり。
それはただ手作り料理をゆっくり味わうことではなく、
作り手や作り方を含めて地球環境に視野を広げること。
とどのつまりエコとは、
地球資源の有用性を考慮し、少ない方が豊かであるという認識を持つこと。
英語で言う、「more with less」である。
先日行った「アースデイ」で感じた、草の根エコロジーでのファッション性の低さを、
勝利の守護神ナイキさんは、克服できるのであろうか?
「more with less」をグローバルカンパニーが実行できるのか?
大企業が変われば、エコは本当に当たり前に普及するのはわかっているのだからさ。
投稿者 coboratory : 2005年04月29日 12:30